2023/03/09B.HOPE ACTION#051

『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO』 B.Hope ACTION「プロチャレ! supported by 富士通」

 

「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」の開催にあたり、B.Hopeでは「プロチャレ!(プログラミングチャレンジ) supported by 富士通」と題し、プログラミングを通して、子どもたちが楽しみながら発想力や想像力を培えることを目指した活動を実施しました。

【対応するSDGs】

 

実施概要

 

●プログラミング教室
水戸市内にて2022年12月10日・11日の2日間、小学校3年生~6年生を対象に、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」の使い方を学び、バスケにちなんだゲームを作成するワークショップを実施。

●プログラミングコンテスト
全国の小学校3年生~6年生を対象に、バスケや応援をテーマにしたスクラッチゲームの作品を募集し、素敵な作品を作ってくれた方は「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」にご招待し、コート上で表彰式を開催。

子どもたちの可能性を広げる機会を。水戸市内でプログラミング教室を開催。

オールスター開催地である茨城県と水戸市において、ITやプログラミングの学習環境の整備は重点施策の一つでありますが、一般的にITやプログラミングは「難しい」といったイメージを持たれやすいものです。

これに対しB.Hopeでは、B.LEAGUEのパートナーである富士通株式会社様のご協力のもと、小学校のプログラミング教育の現場で幅広く使われている「スクラッチ」を活用し、子どもたちが楽しみながら発想力や想像力を養い、可能性を広げられる機会の創出を目指しました。

プログラミングコンテストに先立ち、2022年12月10月・11日に水戸市内でプログラミング教室を開催。茨城県内や関東在住の小学校3年生~6年生約50名が参加しました。

スクラッチは、ロジックのブロックを自由に組み立てながら、作りたい動きを再現する

子どもたち同士で協力しながら進める姿も見られた

参加した子どもたちは「初めてスクラッチをやって楽しかった」「(スクラッチは)やったことあるけど、ここまで複雑な動きを作ったのは初めてで楽しかった」とお声をいただきました。

講師は、富士通グループ様が展開している子ども向けプログラミングスクール「F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ」で講師を務めている富士通ラーニングメディアの方々が担当。「子どもたち自身でどんどんアレンジを加えていく姿が印象的でした」と振り返りました。

「高度な技術からクラブ愛溢れる作品など、多彩な作品が集結

全国の小学校3年生~6年生を対象に開催されたプログラミングコンテストでは、北は秋田県、南は沖縄県と、全国から多くの子どもたちから応募いただきました。バスケットボールスキルに特化した作品や、子どもたちが日頃から応援しているクラブに関連する作品など、個性豊かな作品が集結。

厳選なる審査の結果、ロボッツ賞・B.LEAGUE賞・富士通賞に入賞された3名のクリエーターは、2023年1月15日に「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」で開催された表彰式に出席し、各賞のプレゼンターから豪華賞品を受け取りました。

ロボッツ賞とB.LEAGUE賞には、オールスター出場選手である茨城ロボッツの平尾充庸選手と、シーホース三河のシェーファー アヴィ幸樹選手が最終審査に参加。
ご自身も小学生のお子様を持つ平尾選手は最終審査の中で、「どれも素晴らしい作品です」と子どもたちの持つ発想力に関心している様子でした。
また、ジョージア工科大学出身でゲーム好きなシェーファー選手は「僕もプログラミングをやったことはありますが、バスケの要素が入っていてゲーム性もある作品が良かったです」と表彰式にてコメントをいただきました。

「はぐれてしまったロボスケの⼿のボールを障害物を乗り越えることで、ボールをロボスケに届ける」というストーリーの斬新さと、冒険性のあるゲーム内容であること。また、平尾選⼿による最終審査では、「⽬の前にある壁を乗り越えていこう︕」という、今の(茨城ロボッツの)チーム状況ともマッチしている点が評価されました

昨年の開催地”沖縄から茨城へ”というゲームの⼊りのストーリーや、滑らかな動きをつくる⾼い技術、ボールを奪うゲーム性や、最後にシュートゲームのバスケ要素も⼊っている点が評価されました

シュート練習とプログラミング技術を融合させた作品として、他の応募作品にはない⾮常に⾼度な作品であること。また、⽇々の⾃主練習を家族に⼿伝ってもらう中で、⾃分だけでもできるように、という思いと、憧れの選⼿と同様の練習メニューをこなすという⾼い志も感じられた作品であることが評価されました

本取り組みを通じて、参加された子どもたちの夢や可能性が少しでも広がり、これからも楽しくプログラミングやバスケットボールに挑戦する子どもたちが増えることを願っています。

入賞3作品の作品動画や作品説明、選出理由などはプロチャレ!特設サイトにてご覧いただけます。
特設サイト:https://www.bleague.jp/all-stargame2023/b-hope/programming-challenge/