2021/11/22B.HOPE ACTION#037

B.LEAGUE HOPE×日本バスケットボール選手会 花道プロジェクト支援活動 IN 岩手県大槌町

B.LEAGUE HopeはB.LEAGUE設立以来、毎年日本バスケットボール選手会とシーズンオフに仮設住宅へのゴール寄贈や街づくり、関係人口の拡大などの復興支援活動を実施しております。

【これまでの活動実績】

B.LEAGUE Hope×日本バスケットボール選手会×Wリーグ選手有志 初の共同企画クラウドファンディング B.LEAGUE Hope×選手会 復興支援活動 in 陸前高田 B.LEAGUE Hope×選手会 復興支援活動 in 閖上 熊本地震復興支援活動 -益城町テクノ仮設団地訪問-

選手会としても東日本大震災から10年の節目になる年であり、本来はしっかりとした活動を行いたいという考えはありましたが、昨今の新型コロナ感染症の状況から活動が難しい状況でした。そのような状況において、復興のシンボルとなる「花道プロジェクト」を支援したいという選手たちからの要望があり、本プロジェクトが実現いたしました。
花道プロジェクトは、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町の方々が笑顔になる、再び大槌町に多くの人が集まるようにという有志の方たちの想いにより立ち上がったプロジェクトです。

【対応するSDGs】

 

 

花道プロジェクトとは

東日本大震災後の2011年11月、甚大な被害を受けた大槌町に多くの方に来ていただくため、バスケをツールとした町おこしのプロジェクトとして立ちあがったのが「花道プロジェクト」です。
地元の社会人バスケチームやボランティアとして大槌町で活動していたメンバーを含め10数名でプロジェクトチームを立ち上げ、2012年5月に初の3x3大会「第1回桜木杯」を開催。年に2~3回のペースで開催し、これまでに22回、町外でも3回大会を開催し、全国から多くの方が参加する大会となりました。
花道プロジェクトは結成時よりアウトコートの建設を目標として大きく掲げ、大会収益やグッズ収入、またクラウドファンディングを実施し、建設資金の目標金額を達成。
今秋、青とピンクに彩られた3人制バスケットボールコート「花道パーク」が誕生しました。また、10月23日に「花道プロジェクト コート完成感謝祭」を開催し、県外から多くの方が訪れました。

B.LEAGUE Hope×選手会によるベンチ寄贈、ディフェンス・アクションの等

花道プロジェクトメンバーの方と事前に打ち合わせをし、コートに訪れた人が会話を楽しめる、コミュニティが生まれる場となるようにという願いから、ベンチを制作、寄贈することになりました。

 

 

2台ベンチにはB.Hopeロゴ、日本バスケットボール選手会ロゴが付けられており、背もたれ付のベンチには大槌町で熱い想いをもってバスケに取り組んで欲しいという願いを込めてB.LEAGUE2021-22シーズンのテーマである「DRIVE YOU CRAZY」のビジュアルをデザインしています。
「花道プロジェクト コート完成感謝祭」には、日本バスケットボール選手会を代表して2020-21シーズン限りで現役を引退した小林慎太郎さん(元熊本ヴォルターズ)が参加し、式典内でベンチのお披露目、寄贈をしました。
このベンチは、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」でB.LEAGUE Hopeと日本バスケットボール選手会が協力して実施したチャリティーオークションの売上を活用して製作されました。

 

 

式典のあとのバスケットボールクリニックには、地元のミニバスチームの子どもたちが参加。子どもたちみんなが同じ想いを持って楽しくバスケに取り組んで欲しいという願いを込めて、お揃いのTシャツもプレゼントしました。
クリニックの冒頭では、バスケを楽しみながら防災・減災を学ぶプログラム「ディフェンス・アクション」を実施し、震災を経験していない子どもたちも災害が起きた時にどういった初動が必要なのか学びました。このDefense Actionを通じて、災害が発生した際に「備える人・動ける人・助ける人」がこれからも増えることを願って、今後も活動を継続・推進していきます。

ディフェンス・アクション マニュアルはこちら