【日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21】B.Hope×スペシャルオリンピックス モザイクアートを島田チェアマンと有森理事長が披露
2021年5月29日(土)に行われた、「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」 GAME1にて、Bリーグの島田慎二チェアマンとスペシャルオリンピックス日本(以下、SON)の理事長 有森裕子さんが、SONの新スローガンである『Be with all』と、Bリーグのメッセージ『#届けバスケ』をバスケットボールに形作ったモザイクアートをお披露目致しました。
BリーグとSONでは、B.LEAGUE FINAL 2017-18とB.LEAGUE FINAL 2018-19において、ユニファイドバスケットボール(※) スペシャルゲームを開催。今年のファイナルの会場でも開催を検討致しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から残念ながら中止となりました。このような中でも、B.HopexSONはダイバーシティー&インクルージョンを実現するために、SONに関わるアスリートの皆様、ファンの皆様、Bリーグ所属選手が参加してモザイクアートを作成し、SONとは何かを考えるきっかけになる取り組みを行いました。
※ユニファイドスポーツ(Unified Sports®)は、知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)でチームを作り、練習や試合を行い、スポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていくスペシャルオリンピックスの取り組みです。
「みんな一緒に」の想いが込められた新スローガン
2018年からBリーグとパートナーシップを結んでいるSONは、2020年から2025年までの新スローガンとして、『Be with all』を掲げました。これまで、『with U』をキーワードとして活動してきたSONでしたが、「障がいがある人、障がいがない人、応援される人、応援する人と分けるのではなく、みんな一緒なんだ」という思いから新スローガンには、『みんなで(all)』という言葉を新たに加えました。
また新型コロナウイルス感染症の影響により未曾有の状況下だからこそ、「より『Be with all』という言葉が生かされなければいけないときだと思います。みんなとともに生きていくことを心に、より引き締めて進んでいきたいです」と有森理事長は新スローガンとともに強いメッセージを発信されました。
200枚以上のイラストとBリーグ選手の想いがかけ合わさったモザイクアート
SONに関わるアスリートの皆さまとファンの皆さまから募集したイラストとB1B2全36クラブのキャプテンのメッセージを集めてモザイクアートを作成。島田チェアマンと共にお披露目を行い、その後、会場内のブースでも展示を行いました。今回作成したモザイクアートに、SONの新スローガン『Be with all』と、Bリーグが、コロナ禍の中でも試合を開催し、バスケットボールを通して日本を元気にするという決意を込めたメッセージ、『#届けバスケ』を重ね合わせたものとなっております。
有森理事長は、「現在の状況下で、よりスポーツとはなにか、SONとはなにかをより考え、私たちの存在の重要性を強く感じさせてもらっているという時期にあります。こういう中でも愛してくれる人たちが明確に見つかり、支えてくれる人が明確にいる。だからこそ、より自分たちが何をすべきかを追及する。これは凄い進化だと思うんですよね。そういった意味ではもっとお互いに理解していきたい相手がBリーグさん。自分たちがそういう存在でいられることに感謝して今後の活動に臨みたいです」と語ってくださいました。
「みんなが輝き、誰ひとりも取り残されない社会、未来」を創り上げていくべく、Bリーグは今後もSONとともに活動を続けていきます。