サーキュラーエコノミー実現を目指した「B.LEAGUE Hope ECOLOGY PASS(エコパス)」の第1弾を実施
B.LEAGUEの社会的責任活動のイニシアティブ B.LEAGUE Hope(以下B.Hope)は「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO B.LEAGUE Hope 全国アクション」としてサーキュラーエコノミーの実現を目指したアクション「B.LEAGUE Hope ECOLOGY PASS(以下、エコパス)」の第1弾を茨城ロボッツ、アダストリア社のご協力をもと、実施いたしました。「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」は新型コロナウィルス感染症の影響で中止、オンラインでの開催でございましたが、エコパスには多くのファンの方々にご参加いただき、「1t」を超える衣類が回収される結果となりました。
サーキュラーエコノミー実現の重要性
サーキュラーエコノミーとは循環型社会、すなわち、有限である資源を効率的に利用するとともに再生産を行って、持続可能な形で循環させながら利用していく社会のこと。その実現は国連が定める持続可能な開発目標 SDGs(Sustainable Development Goals)でも目標12「つくる責任 つかう責任」で掲げられている重要な社会課題の1つですが、日本は他国と比較して課題のある状況です。
下のグラフは2019年 中国にて開催されたFIBA WORLD CUPに出場したEU加盟国と日本のリサイクル率。日本は焼却によるサーマルリサイクル(熱回収)が中心のため、低いリサイクル率となっており、資源から資源へのマテリアルリサイクルへのシフトが重要な課題です。
参考文献
・環境省: 一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成30年度)について
・Eurostat: Recycling rate of municipa
B.Hope ECOLOGY PASS(エコパス)が目指したいこと
そのような社会課題に対して、茨城ロボッツはパートナーであるアダストリア社がサーキュラーエコノミー実現のために取り組む「Play Cycle!」のアンバサダーとして取り組みを支援しておりました。B.Hopeとしましても、「サーキュラーエコノミーの実現」「クラブの社会的責任活動の支援」の両側面から、エコパスの第1弾として茨城ロボッツ、アダストリア社と共に「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO B.LEAGUE Hope 全国アクション」を実施することにいたしました。
エコパスは衣類回収に留まりません。アダストリア社のご協力により回収した衣類がB.LEAGUE応援グッズに生まれ変わります。バスケのパスをつなぐようにReduce・Reuse・Recycleの輪をひろげ、ファンに新しいワクワクをご提供し、新しい応援グッズを身に着けたファンの応援が選手によりパワーを与え、そして循環型社会を実現していく。”ハード(資源)”のみならず”ハート(応援)”の循環でバスケが元気になる、地球も元気になることを目指した取り組みがエコパスです。
エコパス実施概要・結果
- ・実施期間 : 2021年1月8日から1月22日
- ・実施店舗 : 全国 B1/B2 対象期間のホームゲーム近隣 GLOBAL WORK 35 店舗
- ・回収結果 : 約1,028kg 約12,336着
※対象店舗及びGLOBAL WORKにて「Play Cycle!」実施7店舗の2021年1月合計
ファンの方々のご協力もあり、1tを超える衣類の回収を達成することができました。ありがとうございます。回収した衣類から生まれる「B.LEAGUE応援グッズ」は来秋頃発表予定でございます。
B.Hopeではエコパスの第2弾、第3弾の実施を検討してまいります。