「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO B.LEAGUE Hope エリアアクション B.LEAGUE Hope×大塚製薬 “#バスケに卒業はない!”」を開催、オールスター出場予定選手などがオンライン上で中学生たちと交流
2021年1月14日(木)にB.LEAGUEの社会的責任活動であるB.LEAGUE Hopeの一環として、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO B.LEAGUE Hope エリアアクション B.LEAGUE Hope×大塚製薬 “#バスケに卒業はない!”」を開催しました。
残念ながら「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」は中止となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で多くのスポーツイベントが中止・延期となってしまった学生に元気を与えたい思いから、オンラインにて授業を開催することになりました。
当日はオールスターゲーム出場予定選手や茨城ロボッツの選手が参加し、リモートで選手との交流や食育の授業を通して、参加した中学生の皆さんにエールを送りました。
大塚製薬様の全面バックアップの元で開催された授業
今回は参加した中学生たちが2グループに分かれ、第1部には比江島慎(宇都宮ブレックス)、富樫勇樹(千葉ジェッツ) 、平尾充庸(茨城ロボッツ)が登場。また、第2部にはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、福澤晃平(茨城ロボッツ)が登場しました。
まずは選手たちの中学生時代を振り返る質問からスタート。当時を振り返って比江島選手は「当時からプロになって日本代表に選出されて、活躍したいと思っていました。朝から夜までバスケ漬けでしたが、大きな夢を抱いていたお陰で練習や努力を続けられました」とコメント。参加した各選手も各々話をしていく中、次の質問は中学生時代の食事の話に移ります。富樫選手は「お肉とポテトを食べていた記憶しかなくて、野菜を初めて食べたのは高校生だった気がします」というエピソードを披露。一方でベンドラメ選手は「とにかくたくさん食べたら強くなる感覚があって、外食した際にお茶碗7杯のご飯を食べた時もあります」とコメント。話を聞きながら、参加した中学生たちは驚きの表情を見せるなどしていました。
「食育」と「コンディショニング」に関して説明された授業
そして、いよいよ今回の本題である「食育」の授業に移ります。大塚製薬様から2名の方が講師として登場し、事前に配布されたコンディショニングブックを元に授業が進んでいきました。
このコンディショニングブックは、大塚製薬様が普段は高校生向けとして使用しているものを、「中学校を卒業しても今日学んだ内容を継続しつつ、周囲の人にも伝えてもらい、健康に気を配りながらバスケに真摯に今後も取り組んでほしい」という想いから、今回B.Hope用の特別仕様にカスタマイズされたものを制作していただき使用いたしました。
今回の授業の大きなテーマは「コンディショニングの大切さ」でした。クイズを交えながら楽しく授業が展開された形です。コンディショニングには「食事・睡眠・運動」の3つの要素が非常に重要かつ、それぞれが大切だということを中心に話をしていただきました。
食事面に関しては試合に臨むためのコンディションにフォーカスし、試合前日の夜には油ものや食物繊維を多く含んだ食事ではなく、できるだけ糖質が多く入ったものを食べてほしいという内容に触れられました。睡眠に関しては、できる限り日々同じリズムで同じ時間寝ることがコンディショニングには非常に大切だということが説明されました。
加えてスマートフォンやパソコンから出ているブルーライトにも言及があり、実は寝ていても脳や体を休めることができていない内容の話も。また感染症対策に関しても話が及び、日頃の対策はもちろん、いい「食事・睡眠・運動」が免疫力を上げる効果があることも伝えられました。参加した中学生たちは話を聞きながら、ノートにメモを取るなど真剣な表情で授業に参加。一方で参加した選手たちも、新たな気づきや自身の知識の再確認もできた様子で、非常に有意義な時間を過ごした様子でした。
授業後は中学生たちから選手へ質問するコーナーが設けられ、主にバスケに関する内容で大半が占められました。最後は平尾選手、篠山選手から中学生たちにメッセージが送られた後に、全員で記念撮影。篠山選手からは「今日学んだことを明日からのバスケや私生活に活かしてほしい。日本バスケはますますここから進化していきます。皆さんと一緒にBリーグも含めて日本バスケを盛り上げて、一緒に戦っていきましょう」と力強いメッセージが送られました。
短い時間の中で感じられた喜び、そして学び
授業後、参加した中学生たちからは「オールスターゲームが中止になって残念だったけど、イベントに参加できて嬉しかった」や「非常に楽しかった」などコメントがありました。
そして、参加した選手たちも本授業を通して、感じたことも多くあったようです。平尾選手は「参加した中学生や日本を代表する選手と触れ合えたのは貴重な経験でした。この苦しい状況下ではあるけど、僕たちができることはたくさんあるし、プロ選手として次世代に繋げられることを行動に移していくのが大切だと感じました」とコメント。富樫選手からは「今回の活動をしっかり実施できたのは良かったし、自分自身も活動を通して何か学べたらと思っているので、今後も積極的に参加していきたい」とこのような活動について前向きな感想が述べられました。
B.LEAGUE Hopeは今後もコロナ禍でもできることにチャレンジし、社会的責任活動を通して日本に元気を与えていきます。