B.LEAGUE ALL☆Star Game 2019 in TOYAMA
概要
B.Hopeの活動の1つとして「“子供の夢”支援」は重要なテーマです。
元気な子供だけではなくハンディキャップのある子供たちやそのご家族が元気に笑顔で夢を持てる地域の実現にチャレンジしたいという想いから、富山で開催されるオールスターゲームにおいて、ANAホールディングス株式会社様との協業にて3つのACTIONを実施致しました。
1つ目は、障がいのある方々・子どもの支援施設「くるみの森」(※1)にオースルター出場選手が訪問。
ハンドペインティング、バスケットボールチャレンジ、CAお仕事体験など、一生の思い出・希望の源となる活動を実施致しました。2つ目は、ANAホールディングス様が提携するアバターを活用し、異空間体験や障害のある方々の新たな可能性探索・スポーツ観戦体験を実施しました。
3つ目はARという最新テクノロジーを富山の子ども達に体験してもらうことで、テクノロジーの持つ可能性や無限の想像性を感じる場を提供致しました。
( ※1「くるみの森」(https://kuruminomori-963.com/)は、B.HopeのSRパートナーである日本財団様の「難病の子どもと家族を支える地域連携ハブ拠点」として2018年5月に開所されました。)
活動の背景
豊かな地域「富山」においては若者の転出が社会課題になっております。そんな中で、B.Hopeの活動では「富山」の子ども達に夢を持ち、自分たちの可能性を感じていただけるような活動を実施致しました。
また、「富山」は福祉の充実している地域でありながらも、障がいのある方々と地域との共生社会の実現はできていない状況であります。そこで、「地域に開かれた施設」として先進的な取り組み事例となっている「くるみの森」にてオールスター選手が訪問活動することにより、スポーツの力で子ども達に最高の体験と夢を与え、全国にその施設のあり方の発信をすることが今回のチャレンジでした。
参加選手(所属チーム名は2019年1月現在)
- 桜井良太(レバンガ北海道)
- 田臥勇太(栃木ブレックス)
- ジェフ・ギブス(栃木ブレックス)
- 馬場雄大(アルバルク東京)
- 篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)
- 水戸健史(富山グラウジーズ)
- 金丸晃輔(シーホース三河)
実施内容
●ハンドペインティング@くるみの森
選手と子ども達が一緒に手形でペインティング作品を制作。
完成した作品は、翌日オールスター会場にて展示され、ご来場の皆様にもお披露目。
●CAお仕事体験@くるみの森
ANA現役のCAさんに制服を着せていただき、憧れのお仕事体験。
●バスケットボールチャレンジ@くるみの森
簡易ゴールと柔らかいボールを使って、オールスター出場の選手と一緒にボール遊び。
●アバター体験@くるみの森
オールスターゲーム当日、会場へ足を運ぶことができない子ども達が、「くるみの森」に居ながらにして、アバターを通して会場にいる体験。選手のロッカールームへ行ったり、コート付近にて迫力のあるダンクシュートを見たり、お友達と一緒にお買い物をしたり、テクノロジーを駆使した新たなスポーツ観戦の可能性に挑戦。
●観戦ご招待
「くるみの森」に通うお子さんとその家族の皆さんを、オールスター会場へ観戦ご招待。
マスコットオールースターのお出迎えから始まり、光と音の演出で、普段なかなか経験する事のない異空間でバスケットボール観戦を楽しんでいただきました。
●ARお絵かき体験
オールスターゲーム当日のANAホールディングス様のブースにて、子ども達が描いた飛行機が AR技術を用いた仮想空間にて飛び回るという体験を実施し、多くの子ども達に楽しんでいただきました。