元気です北海道プロジェクト
概要
2018年12月9日レバンガ北海道ホームゲームにて、平成30年9月北海道胆振東部地震において、実質的被害のあった地域と北海道全域における風評被害の払拭を目的とした復興支援活動を実施いたしました。 なお、本活動にはスカイマーク株式会社様にご協力いただいております。
活動の背景
2018年9月6日。北海道胆振地方中東部を震源として発生した地震により、厚真町を中心として広い範囲で土砂崩れが発生しました。死者数は41人、震源に近い厚真町では土砂崩れに巻き込まれた36人が死亡。負傷者数は691人、住家の全壊394棟、半壊1016棟、一部破損7555棟と厚真町、安平町、むかわ町では多くの住宅が倒壊しました。震災後は学校の体育館が避難所となり、子ども達の運動をする機会も少なくなっている状況です。
そこで、未だ避難所や仮設住宅での生活を送っている子ども達やその家族にバスケットボールを通じて少しでも笑顔を届けたいという想いから、被害の大きかった厚真町・安平町・むかわ町の子供とそのご家族を招待しました。
また、被害の大きかった地域と混同する風評被害の為に、北海道全域への観光客も激減する中、北海道庁や観光庁も発信する「元気です北海道」キャンペーンの一環として、観光客の激減に歯止めをかける一助となるよう、タレントのおのののかさんによる札幌観光、試合観戦の楽しさをPRする活動も行いました。
参加選手(所属チーム名は2018年12月現在)
レバンガ北海道所属選手13名
実施内容
●被災地の子どもとご家族招待
厚真町45名(大人22、子供23)
安平町53名(大人25、子供28)
むかわ町29名(大人19、子供12)
合計127名
各町より貸切バス乗車にて「北海きたえーる」までお越しいただき、 試合観戦を楽しんでいただきました。
●エスコートキッズ
レバンガ北海道選手入場の際にエスコートキッズの大役を務めていただきました。 子どもたちは、初めて間近で見る選手の大きさに驚き興奮している様子でした。
●選手とのふれあいイベント
普段は学校の体育館が避難所となり、なかなか体を動かすことができなくなった子ども達に、 試合直後のコート上に降りて、バスケットボールを楽しんでもらいました。
また、選手全員にコートに集まっていただき、サイン会も開催いたしました。
●おのののかさんによる観光PR活動
羽田空港より、SKYMARKへ搭乗し、旅の楽しみや、札幌市内にて名物のスープカレーを食べたり、時計台の観光をしたり、会場での試合観戦の興奮も伝えていただきました。
観戦後にはお土産を買ったりお寿司を食べたり、北海道満喫の旅をご紹介いただき、SNS でも拡散いただきました。