平成30年7月豪雨復興支援活動 IN 広島県呉市
概要
2019年2月3日(日)広島ドラゴンフライズのホームゲーム(会場は呉市総合体育館)にて、平成30年7月豪雨の被災者を招いてのイベントや自衛隊の方を招いてのセレモニー等復興支援活動を実施いたしました。 ※尚、2018年9月29日には愛媛でも同趣旨の復興支援活動を行っております。
活動の背景
2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に大きな被害をもたらした集中豪雨(平成30年7月豪雨)が発生しました。
西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害となりました。さらに住家の全壊 6,296 棟、半壊 1万508 棟、一部破損 4,379 棟、床上浸水 8,937 棟、床下浸水 2万545棟など多くの住家が被害に遭い、いまだに仮説住宅に住まざるを得ない被災者が大勢います。 西日本の被災した地域が災害前の姿に戻るのは数十年かかると言われるほど大きく、深い傷を残しました。
今回の活動は、平成30年7月豪雨で特に被害の大きかった地域の方々へバスケットボールを通じて少しでも笑顔になってほしい。元気を取り戻してほしい。そんな想いから実現に至りました。
そこで、B.LEAGUE2018-19シーズン開幕節の「愛媛オレンジバイキングス」対「広島ドラゴンフライズ」の復興支援活動に引き続き、今回は「広島ドラゴンフライズ」のホームゲームで、特に被害の大きかった広島県呉市の天応地区、安浦地区の子ども達の招待、イベントの実施や、呉に拠点を構え、被災地で救済・復興活動にご尽力された自衛隊の方々の招待、復興支援セレモニーを行いました。
参加者 (所属チーム名は2018年6月現在)
- ・呉市の子ども達と保護者 129名
- ・自衛隊(海上・陸上) 172名
- ・愛媛オレンジバイキングスの選手
- ・広島ドラゴンフライズの選手
- ・広島県副知事 田邉昌彦様
- ・広島県呉市長 新原芳明様
- ・海上自衛隊呉地方隊 幕僚長 小峯雅登様
- ・陸上自衛隊第13旅団 副旅団長 篠村和也様
実施内容
<天応地区・安浦地区の子供達>
試合観戦
天応地区、安浦地区の子供達はお揃いの復興支援限定Tシャツを着て皆で応援。緊迫した場面では立ち上がって応援していました。
選手との交流会
試合後、子供たちと両クラブの選手のふれあい会をコート上で行いました。
広島ドラゴンフライズ坂本会長から子ども達へメッセージを送った後、子ども達は贈呈されたTシャツや持参した色紙に選手からサインをもらったり、一緒に記念写真を撮ったりとバスケットボール選手と間近で触れ合う貴重な機会となりました。 ふれあい会後は、愛媛オレンジバイキングス楯選手・広島ドラゴンフライズ山田選手から子ども達に激励の言葉をかけていただきました。
最後は、全員で記念写真後に、アーチを作って選手をお見送り。
選手も子供達も笑顔溢れる活動になりました。
<自衛隊の皆様>
試合観戦
海上、陸上自衛隊の方々が一体となって試合を楽しみました。
復興支援セレモニー
田邉昌彦広島県副知事より自衛隊の皆様へ感謝の言葉を頂戴し、海上自衛隊呉地方隊幕僚長小峯雅登さんから海上に向けてご挨拶を頂きました。
その後両チーム選手から自衛隊へ全選手サイン入りボールを贈呈しました。
ブース設置や音楽隊による演奏
会場には、陸上自衛隊、海上自衛隊のブースを設置し、来場者との交流を楽しみました。又海上自衛隊呉音楽隊によるマーチの演奏も迫力があり、皆魅了されました。
B.LEAGUE Hopeの活動について
B.LEAGUE HopeはB.LEAGUE選手会やクラブ、様々なパートナー企業、自治体、ファンを含めた「B.HOPE mate」と活動を行なっております。
B.LEAGUE Hopeが発足して2シーズン。今回の活動を含め様々な復興支援活動を行ってきましたが、3シーズン目はより一層積極的に活動を推進してまいります。