SoftBank 東北絆CUP B.LEAGUE Hope活動
概要
2018年8月1日、岩手県盛岡市タカヤアリーナにて、『SoftBank東北絆CUP』のバスケットボールの大会が行われました。
SoftBank 東北絆CUPは、「スポーツや文化活動を心から楽しむ笑顔を応援するために、県や地方という枠を超え、東北沿岸部の子どもたちが交流できる大会」という目的のもと、B.LEAGUEのトップパートナーであるソフトバンク株式会社様が主催する大会となります。種目は「バスケットボール」「野球」「サッカー」「吹奏楽」「民俗芸能」の5種目が予定されており、先陣を切って、バスケットボールの大会が先日行われました。
我々B.LEAGUE Hope(以下、B.Hope)も、選手によるバスケットボールクリニックの実施や、ポスターにも記載されている『口に出した夢は強い』というメッセージの元、夢を持つことの大事さと、その夢を言語化することを目的とした夢教室を実施。また、小学校低学年の子どもたちには、1つの事をやり抜く重要性と達成する喜びを感じてもらうべく、地元クラブ「岩手ビッグブルズ」のマスコットキャラクターである『ブルゾー』と共にダンスのレッスンから披露までを行いました。
また、仙台89ersからもチアダンスメンバーが駆け付け、岩手ビッグブルズのチアダンスメンバーとのコラボレーションも実現。出店ブースには、岩手・仙台の他に福島ファイヤーボンズのブースも並びました。岩手県バスケットボール協会や岩手ビッグブルズのスタッフも総動員で本イベントに協力し、地元の中学生ボランティアも終日力を貸してくれました。SoftBank 東北絆CUP バスケットボール大会は、このようなたくさんの絆がイベントを支え、また、参加した小中学生約300名にも新たな絆が生まれる大会になりました。
「SoftBank東北絆CUP」バスケットボール大会のプログラムは以下になります。
<プログラム>
- 9:15~
- 開会式
- 10:00~
- 中学生 試合開始
- 10:30~
- 小学1~4年生対象 大神選手によるバスケ体験
- 11:00~
- 小学1~3年生対象 夢教室―ダンスレッスンとダンス披露編― 小学4年生対象 夢教室―アスリートによる座学の授業編―
- 12:00~
- 小学1~3年生対象 ダンス披露
- 12:10~
- 小学5~6年生、中学生対象 アスリート交流クリニック
- 15:00~
- チャレンジタイム※合計6本のシュートを4本以上決めることができるか?!
- 17:00~
- 表彰式・閉会式
活動背景
震災から7年が経った2018年現在でも、復興はまだ道半ば。「スポーツ」「音楽」「美術」に至っては、震災前と比べると取り組む子どもが減少しているというデータもある。
このように徐々にハード面の復興が進む一方で、新しいコミュニティの形成やスポーツに参加する子供の減少など、ソフト面の復興はまだまだ課題が残っております。
ソフトの面において、復興はこれから。という状況が続いている。
これまでの復興支援活動
<ソフトバンク株式会社 様>
高校生が米国で地域貢献を学ぶリーダー育成プログラム「TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」(累計800名参加)
お客さまとともに継続的に寄付を通して東北の子どもたちを支援「チャリテイホワイト」(寄付総額累計11億円超)
Pepperを活用した教育・社会課題解決支援「Pepper 社会貢献プログラム」 他
<B.LEAGUE>
クラブによる支援(こどもたち招待、募金活動 等)
選手会×による復興支援クリニック・街づくりイベント 他
本活動に込めた想い
私たちのB.Hopeの活動は、持続可能な開発目標である「SDGs」に向き合い、クラブや選手が行う活動の積極的な情報発信や、リーグによるプログラムの開発・実施などを「Planet」「Peace」「People」の3つの領域で「Off-Court 3point challenge」活動として進めております。
本活動は、「Peace」「People」の二つの領域内において、「震災復興」と「子どもたちのスポーツ活動の増加」を目指して実施をいたしました。
活動には、バスケットボールの楽しさを知ってもらうコンテンツや、アスリートの講義、ダンスを通じて体を動かす楽しさを知ってもらうなどを行い、それぞれには「東北」に所縁のあるバスケットボール選手が参加をしてくださいました。
<参加選手>
元トヨタ自動車アンテロープス
大神雄子さん
横浜ビー・コルセアーズ
川村卓也選手
元仙台89ers
志村雄彦さん
仙台89ers
月野雅人選手
岩手ビッグブルズ(現・仙台89ers)
菅澤紀行選手
仙台89ers
白戸大聖選手
岩手ビッグブルズ
千葉慎也選手
岩手ビッグブルズ
藤江建典選手
岩手ビッグブルズ
鈴木友貴選手
最初は緊張していた子どもたちもアスリートを触れ合ううちに徐々に心を開き、自ら選手とハイタッチをしたり、笑顔で走り回る姿が印象的でした。
<参加者一覧>
活動レポート
<大神選手によるバスケ体験>対象:小学1~4年生
バスケットボールを使っての、ドリブル、ハンドリング、シュート体験など初めてのバスケット体験をしてもらい「バスケットは楽しい、体を動かすことは楽しい」を感じてもらうためのクリニックを行いました。また、『仲間とともに』という協調性や『ありがとう』という感謝の気持ちを持ち合わせてほしいとメッセージが送られました。
<日本代表選手への応援フラッグにコメント記入>対象:小学1~4年生
バスケットボール日本代表選手へのフラッグに応援コメントを記入。習いたての文字を一生懸命記入してくれました。
<夢教室―ダンスレッスンとダンス披露―>対象:小学1~3年生
1つのことをやり抜くことの重要性と、達成する喜びを感じてもらえるように、小学校の低学年の子どもたちにはダンスレッスンとダンス披露に挑戦してもらいました。
ゆずの『LOVE & PEACH』の音楽にのせて、コートの真ん中で岩手ビッグブルズと仙台89ERSのチア、そして岩手ビッグブルズのマスコット「ブルゾー」と一緒に笑顔あふれる元気な姿を見せてくれました。練習には岩手ビッグブルズの鈴木選手と藤江選手も参加してくれ、子どもたちと一緒に踊ってくれました。
<夢教室―アスリートによる座学の授業―>対象:小学4年生
大神選手と岩手ビッグブルズの千葉選手が自分のアスリートとしての人生を語り、夢を持つことの大切さを伝える「夢教室」。真剣に話を聞き、それぞれの夢に向き合う子どもたちの姿が印象的でした。夢を叶えるために、家族や兄弟、友人との絆も大切にしなければいけないことも併せて伝え、授業は終了。最後は夢を書いた『夢ボード』を持って、記念撮影をしました。
絆カップの様子
『SoftBank 東北絆 CUP』 開催概要
開催目的
スポーツや文化活動を心から楽しむ笑顔を応援するために、県や地方という枠を超え、子どもたちが交流できる大会を開催。
強いチームや上手な選手だけが脚光を浴びるのではなく、スポーツを楽しむ子どもたちみんなが主役になれる大会を目指す。
概要
「SoftBank 東北絆CUP」では、岩手県、宮城県、福島県の小中学生を対象に、バスケットボール、野球、サッカー、吹奏楽、民俗芸能の活動を応援。大会まで、中学生参加者向けにスマホ、タブレットなどを活用した遠隔指導も提供し、日常の練習をサポートする。
開催場所・日程
- ◆バスケットボール :岩手県 盛岡タカヤアリーナ 2018年 8月1日(水)→終了
- ◆野球 :宮城県 石巻市民球場 2018年 8月13日(月)→終了
- ◆サッカー :福島県 Jヴィレッジ 2018年 8月18日(土)
- ◆吹奏楽 :ユアテックスタジム仙台
2018年 9月1日・9月15日・10月7日・10月20日・11月24日 - ◆民俗芸能 :ユアテックスタジム仙台
2018年 8月19日
協力・後援 ※五十音順、2018年7月26日時点
- ●教育機関
岩手県教育委員会、宮城県教育委員会、福島県教育委員会 - ●競技団体・スポーツ団体
一般社団法人岩手県バスケットボール協会、
一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ(B3リーグ)、
一般社団法人 日本プロサッカー選手会、株式会社岩手ビッグブルズ、
株式会社Jヴィレッジ、株式会社仙台89ERS、株式会社ベガルタ仙台、
公益財団法人日本バスケットボール協会、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団、
東北軟式野球連盟、
B.LEAGUE(公益財団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)、
福島スポーツエンタテインメント株式会社 - ●報道機関
IBC岩手放送、岩手朝日テレビ、岩手日報社、河北新報社、KHB 東日本放送、
仙台放送、TBC 東北放送、テレビ岩手、テレビユー福島、福島中央テレビ、福島テレビ、
福島放送、福島民報社、福島民友新聞社、ミヤギテレビ、めんこいテレビ - ●企業
株式会社 明治 - ●その他協力企業
ソフトバンク コーマス&サービス株式会社、ソフトバンクロボティクス株式会社、
福岡ソフトバンクホークス株式会社、ヤフー株式会社