NOMINEE
投票対象選手
NOMINEE#1
広島ドラゴンフライズ
#23 SF/PF 佐土原 遼
第1節 vs. 横浜ビー・コルセアーズ
第4クォーター残り1秒。広島#23佐土原 遼の劇的サヨナラブザービーター。
最大20点差をつけながらも、横浜BCの猛追で追いつかれた広島。それでも、広島#0寺嶋 良が執念でリバウンドに飛びこみ、獲得したラストチャンスを逃さなかった。
残り1.0秒、同点。エンドラインからのスローイン。広島#3辻 直人にスクリーンをかけ、横浜BCのディフェンスが一瞬とまった隙を逃さなかった。コーナーに下がりながら広島#7船生 誠也からのパスを受けた佐土原は、キャッチするやいなやすぐにシュート。横浜BC#15デビン・オリバーもチェックにくる中、放ったシュートは美しい弧をえがきながらブザーと共にリングへ吸い込まれ、開幕節のホーム会場を歓喜の渦に巻き込んだ。
NOMINEE#2
島根スサノオマジック
#2 SF ペリン・ビュフォード
第10節 vs. 千葉ジェッツ
第4クォーター残り0.7秒。島根#2ペリン・ビュフォードの執念の決勝バスケットカウント。
前日に今シーズン初のホームでの敗戦を味わされた島根は、この日も追い込まれていた。千葉Jに逆転され残り44.2秒で3点ビハインド。それでも、島根#2ビュフォードはすぐさまアンドワンを決め、同点に追いつく。その後の千葉Jのオフェンスを凌ぎ切ると、ボールは再び#2ビュフォードへ。
残り13秒、同点。千葉Jはチーム一のディフェンダー、#4ヴィック・ローをマークにつける。#4ローの厳しいディフェンスとブロックを受ける中、#2ビュフォードは空中でファウルをもらいながらもフローターを決め、勝利を決定づける。#2ビュフォードが前日の借りを返す、まさにエースの意地を見せつけた。
NOMINEE#3
シーホース三河
#19 SG 西田 優大
第22節 vs. 富山グラウジーズ
第4クォーター残り1.7秒。三河#19西田 優大のスーパーロングブザービーター。
三河は最大9点差あったリードを追いつかれ、なおも残り15.6秒で富山ボール。決められれば敗色濃厚となる中、富山のオフェンスを凌ぎ切ると、リバウンドは#19西田の手の中へ。
残り2秒、同点。#19西田がコート反対側へ放ったボールは、ブザーとともにバックボードにあたってリングへ吸い込まれる。劇的な展開に、肩から崩れ落ちる富山の選手を横に歓喜にわく三河。#19西田の最後まで諦めない、勝利への執念がみせた決勝のスーパーショットとなった。
NOMINEE#4
アルバルク東京
#11 PF/C セバスチャン・サイズ
第24節 vs. 秋田ノーザンハピネッツ
第3クォーター残り3分53秒。A東京#11セバスチャン・サイズの強烈トマホークダンク。
この試合すでに20点を獲っていたA東京#11のサイズの勢いは止まらない。味方にスクリーンをかけた後に、A東京#8吉井 裕鷹のスクリーンを使ってベースラインへ飛び込む。そこへA東京#9安藤 周人からのドンピシャのパスを受けるとそのままリングへアタック。211㎝の秋田#00スティーブ・ザックのブロックがくる中、その上からリングへ直接ボールを叩き込んだ。その迫力に会場もベンチも大興奮となる、気迫満点のスーパーダンクとなった。
NOMINEE#5
千葉ジェッツ
#2 PG 富樫 勇樹
第25節 vs. 京都ハンナリーズ
第4クォーター残り1.6秒。千葉J#2富樫 勇樹の起死回生の同点スリーポイント。
22連勝中の千葉Jは連勝記録更新に黄信号が灯っていた。3点ビハインド、万事休すかと思われたが、京都がフリースローを外し、4点差にし損ねたチャンスを富樫は逃さなかった。
残り11.7秒、3点差。#2富樫はバックコートからボールを運んでくると、京都#5小西 聖也に1on1をしかける。左右に揺さぶり、一瞬空いたわずかな隙を逃さず放ったシュートは、きれいな放物線を描いてリングに吸い込まれた。土壇場で試合を振り出しに戻し、勝利への望みをつないだ劇的な同点シュートとなった。