B.LEAGUE AWARD SHOW 2021-22

サンロッカーズ渋谷
#9 PG ベンドラメ 礼生

第7節 2021年11月10日
vs. 茨城ロボッツ

第4クォーター残り10.6秒。81-82の1点ビハインドから茨城に勝利したSR渋谷 ＃9 ベンドラメの逆転2Pシュート。サイドラインからスローインをする#9 ベンドラメは、＃55 ハレルソンへのパスの後、プレーをデザインしようとするが茨城 ＃29 鶴巻の激しいディフェンスはそれを許さない。しかしその攻防の一瞬のスキを突いた＃55 ハレルソンからのパスが、リングへ一直線の道を作り出す。コーナーでパスを待つSR渋谷のシューター＃27 石井を守る茨城 ＃14 高橋が激しく止めにかかるも痛恨のファウル。＃9 ベンドラメはこの激しいコンタクトでも体制を崩さずドライブからのシュートを決めた。まさに#9 ベンドラメの勝利への執念が生んだ逆転のバスケットカウントとなった。

琉球ゴールデンキングス
#7 PF/C アレン・ダーラム

第10節 2021年12月11日
vs. 宇都宮ブレックス

第4クォーター残り0.9秒。64-65の1点ビハインドから逆転のブザービーターで宇都宮に勝利した琉球 ＃7 ダーラムの2Pシュート。エンドラインからのスローインで逆転を狙う琉球のラストプレーは、＃7 ダーラムが琉球 #40 今村のスクリーンを利用してペイントエリアに飛び込む。それに対し、宇都宮 ＃9 遠藤は、コーナーに向かう#40 今村をフリーにし、宇都宮 ＃40 スコットと２人で＃7 ダーラムを守ることを選択。しかし琉球 ＃4 フリッピンがスローインしたボールは2枚のブロックの上を通過し、空中で待つ＃7 ダーラムの手中に。そのままタップしたボールはボードにあたりリングを揺らした。値千金のビッグショットは、琉球を歓喜の渦に包んだ。

京都ハンナリーズ
#11 PG 久保田 義章

第15節 2022年1月3日
vs. シーホース三河

第4クォーター残り1.1秒。京都 57-59 三河の2点ビハインドから同点となるブザービーターで延長戦に持ち込んだ京都 ＃11 久保田の2Pシュート。残り5.2秒から京都 ＃50 サイモンが放ったジャンプシュートは惜しくも外れ、飛び込む京都 ＃31 加藤と＃32 ハーパーが三河 ＃14 ユトフと＃54 ガードナーとの激しいリバウンド争いとなる。もつれにもつれながら＃11 ユトフと＃32 ハーパーがボールを奪い合う中、万事休すかと思われたその時、飛び込んできた＃11 久保田にボールが渡り、残り1.1秒。フリースローライン付近でボールを手にし、タップシュートのように即座に放ったシュートはボードにあたりリングを通過。＃11 久保田の渾身の一撃がホームアリーナを熱狂の渦に包み、勝利への望みをつないだ。

滋賀レイクスターズ
#15 PG/SG キーファー・ラベナ

第25節 2022年3月19日
vs. 京都ハンナリーズ

第4クォーター残り4.8秒。滋賀 88-90 京都の2点ビハインドから同点となるレイアップシュートで延長戦に持ち込んだ滋賀#15 ラベナの2Pシュート。＃15 ラベナが滋賀 ＃23 ガトソンからボールを受け取り残り4.8秒。マッチアップする京都 ＃31 加藤は激しいディフェンスでプレーすることを許さない。リングに向かってドライブを開始した＃15 ラベナは、京都＃21 満田がダブルチームにくる中、わずかな隙間をかいくぐり、レイアップに持ち込む。しかし、ゴール下で待ち構えていた京都 ＃32 ハーパーがブロックに跳んでくる。ここで＃15 ラベナは、そのブロックの高さの上を行く軌道でシュートを放ち、勝負を振り出しに戻す技ありの一本を決めた。フィリピンの至宝#15 ラベナが勝負所で圧倒的な存在感で魅せた。

秋田ノーザンハピネッツ
#17 PG/SG 中山 拓哉

第30節 2022年4月10日
vs. 川崎ブレイブサンダース

第4クォーター残り4.2秒。84-86の2点ビハインドから逆転のブザービーターで川崎に勝利した秋田 ＃17 中山の3Pシュート。 バックコートのエンドラインからのラストプレー。＃17 中山は、秋田 ＃7 グリンからボールを受け取るや否や、向かってくる川崎 ＃7 篠山をものともせず、トップスピードでリングに向かって突き進む。そこに川崎 ＃22 ファジーカスも迫ってくる。残り2.0秒、右側面に＃7 篠山、正面に＃22 ファジーカスという危機的な状況の中で、＃17 中山は、センターライン付近からステップを踏み込み、奇跡を信じた逆転の3Pシュートを放つ。その3Pシュートは見事にゴールに吸い込まれた。まさに勝利への強い想いが、美しい放物線を描いた。